
地方移住の補助金も支援金も不要
地方移住に関して色々調べてみて、実際に先輩移住者のお話もたくさん聞いてきた。そこで思ったのが、地方移住の補助金や支援金は不要だってこと。私含め地方移住検討者が補助金や助成金を調べても、それ程意味がない。そんな結論に至った。
地方移住の目的がライフスタイルの確立や物質的なものより精神的な満足度を高めたいということであるなら。それを素直に求めて、実現できそうなところに地方移住すればいい。幸せな地方移住者さんに、たくさんお会いしてきたが、補助金や助成金を目当てで、移住した人は一人もいなかった。
地方移住が大きな話題だけど
以下の図をご覧頂くとわかるように、東京では2020年7月以降転入超過数のマイナスが続いている。ふるさと回帰センター(全国の移住相談窓口)への移住相談件数は6月以降3000件を超えて、相談件数が6月以降3000件を超えている。
出典:産経新聞(2020年11月7日)
世はまさに地方移住ブーム。それに地方移住に便乗するかのように、政府や自治体も地方移住に関する補助金や助成金を用意はしているが・・。理想とする地方移住先を探すことのみに集中したほうがいい。補助金や支援金を用意しないと、移住者が集まらないような自治体は、そこに魅力がないとも言えるのだから。
頂けるものは頂こうもNG
地方移住の補助金として「最大300万の補助金」と大々的にアピールしているのは国であり自治体。過去に当ブログで補助金を獲得しよう的な記事を書いたので偉そうなことは言えないが、冷静に条件を見ていくと、後には引けない条件があることも多い。
移住支援金の条件
申請後5年以上継続して移住先市町村に居住する意思があること。また移住支援事業を実施する都道府県が、マッチングサイトに移住支援金の対象として、掲載している求人に新規就業すること。上記を2つクリアすること自体も難しいとは思わないだろうか?
地方移住先はあなたの感情で決めよう

この先、1〜2年後に地方移住したいので、全国各地の地方かなりの下調べをしている。仕事がら地方に行くことも多いし、積極的にオンラインで地方移住者さんと話をしたり自治体の人にも相談している。
候補地としては、
山梨県(都留市、大月市)、静岡県(沼津市、島田市、藤枝市)、茨城県(那珂市、土浦市)etc.
今のところどこにするかを絞れてないが、最終的に決める際のポイントは分かっている。家族の事情や転勤族だったこともあり、過去に地方含め11回の引越を経験している。でも最終的に住む場所を決めるのは「感覚」。こんなことを言ってしまうと身も蓋もないのだが「感情」や「心の声」で物事は決まってしまう。なので地方移住先も「感情」が動いた何かがきっかけで最終的な場所も決まると思う。
それは景観であったり、出会った人であったり、美味しい食材だったり。間違っても地方移住の補助金や支援金があるから移住しようとはならない。なので結局は、補助金や支援金が手厚くても関係ないし、なかったとしても何の問題もない。

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