地方移住の下見数なら、きっと日本一(@c7local)かも。
NPO法⼈ふるさと回帰⽀援センターが恒例の地方移住人気ランキングを発表しました。新型コロナの影響で順位が結構変わっています。
地方移住の人気ランキングで静岡が初の首位に!
2020年ふるさと回帰支援センターで窓口相談者が選んだ移住希望地
1位:静岡県
2位:山梨県
3位:長野県
■調査概要
都市住⺠への移住⽀援や情報提供を行うNPO法⼈ふるさと回帰⽀援センターが2020年(1⽉〜12⽉)の調査結果がまとめた。
調査対象は、ふるさと回帰⽀援センター(東京)窓⼝利⽤者(相談者)
主催・共催セミナー・相談会等参加者
調査⼿法:上記対象者へのアンケート(相談カード)
調査時期:2020年1⽉
回答数 :7,606件
2020年移住相談の傾向(ふるさと回帰支援センター)
相談は対面相談から一気にオンライン相談に移行した模様。
コロナの影響で対面相談やリアルセミナーは減ったものの電話・メールでの相談件数は25%増加。またオンラインセミナーが増えたため、今回より相談窓口者とセミナー参加者とでそれぞれのランキングを算出。
相談窓口者
オンラインでの相談を強化した静岡県や山梨が上位に位置している。コロナの影響で、テレワーク移住先とし東京近郊の移住先に人気があったようだ。
9位:神奈川県
10位:群馬県
12位:茨城県
13位:栃木県
セミナー参加者
各自治体が地域の食材や地酒、謎解きなど、移住以外のテーマをPRしています。そういったPRでの集客に成功した自治体が上位に位置している。
1位:和歌山県
2位:広島県
3位:佐賀県
新型コロナが移住に与えた影響
「テレワーク」「リモートワーク」が注目され、転職しなくても移住できるようになった。
「1年以内の移住」希望が前年6.1ポイント増加。移住希望先の地域類型は、「地方都市」を挙げる割合が68.5%。「農村」を挙げる割合は17.9%から22.0%へ増加(農村を希望する年代は40歳代が一番多い)。
またオンラインでの相談が実現したため、首都圏一辺倒だった相談者が近畿圏や中部圏からも相当数増えている。
移住希望地ランキング(窓口相談者)
順位/県名
1位:静岡県
2位:山梨県
3位:長野県
4位:福岡県
5位:宮城県
6位:広島県
7位:北海道
8位:和歌山県
9位:神奈川県
10位:群馬県
11位:岐阜県
12位:茨城県
13位:栃木県
14位:福島県
15位:長崎県
16位:宮崎県
17位:富山県
18位:山口県
19位:愛媛県
20位:鹿児島県
移住希望地ランキング(セミナー参加者)
順位/県名
1位:和歌山県
2位:広島県
3位:佐賀県
4位:静岡県
5位:長野県
6位:北海道
7位:山梨県
8位:愛媛県
9位:新潟県
10位:福島県
11位:岩手県
12位:富山県
13位:香川県
14位:岡山県
15位:岐阜県
16位:鳥取県
17位:山形県
18位:島根県
19位:神奈川県
20位:山口県
地方移住ランキングの使い方
地方移住ランキングは単なる参考数値。PRのうまい自治体が上位になる傾向がある。また今回のランキングの回答者は、主に首都圏に住んでいる人の回答です。なので西の方には参考にならないかも知れない。地方移住ランキングも様々あるが、何を軸にした調査なのかを見極めた上で参考データとして活用しましょう。
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